屋根裏・2階までシロアリ被害は進むのか|被害範囲の実態
「シロアリは床下だけの問題」と思われがちですが、条件によっては屋根裏や2階部分まで被害が及ぶケースもあります。この記事では、被害範囲の実態と確認方法を解説します。
シロアリ被害の一般的な進行パターン
多くのシロアリ被害は、床下から始まり、柱や土台を伝って上部へ進行します。
- 床下の湿った木材(土台・大引き)から発生
- 柱を伝って上へ移動
- 1階の壁内・床材に被害が拡大
- 稀に、2階の床や屋根裏まで到達するケースもある
被害が屋根裏まで及ぶケースは、発見が遅れて長期間放置された場合に多く見られます。
イエシロアリは被害が広範囲に及びやすい
前述の通り、イエシロアリは水を運ぶ能力があり、乾いた木材にも被害を及ぼす特性があります。そのため、ヤマトシロアリに比べて被害が2階・屋根裏まで広がりやすい傾向があるとされています。
屋根裏まで被害が進んでいる可能性のあるサイン
- 天井や2階の床にきしみ・沈み込みを感じる
- 屋根裏で羽アリの死骸や蟻道を見つける
- 天井にシミやたわみが見られる
- 長期間、床下の被害に気づかず放置していた
これらのサインがある場合、被害が想定より広範囲に及んでいる可能性があるため、床下だけでなく屋根裏も含めた全体調査を業者に依頼することをおすすめします。
被害範囲を確認する方法
自分でできる範囲には限界がありますが、以下は目安として確認できます。
- 天井裏の点検口がある場合、覗いて木材の変色・蟻道を確認する
- 各階の床の状態(きしみ・沈み込み)を歩いて確認する
- 壁を叩いて空洞音がしないか確認する
より正確な判断には、専門業者による床下〜屋根裏までの全体調査が必要です。
被害が広範囲に及んでいた場合の対応
被害範囲が広い場合、駆除だけでなく構造材の補修・交換工事が必要になることがあります。この場合、費用は駆除費用に加えてリフォーム費用が発生するため、総額が大きくなる可能性があります。早期発見であれば、この段階に至る前に対処できることがほとんどです。
まとめ
シロアリ被害は基本的に床下から始まりますが、発見が遅れる・イエシロアリの場合は、屋根裏や2階まで被害が及ぶこともあります。天井や2階の違和感を見逃さず、被害が疑われる場合は床下だけでなく建物全体の調査を依頼することが重要です。