害虫・害獣駆除

シロアリ被害は火災保険の対象になる?補償の範囲を解説

公開: 2026年7月13日 / 住まい119編集部

シロアリ被害は火災保険の対象になる?補償の範囲を解説
目次

シロアリの駆除・修繕には高額な費用がかかるため、「火災保険で補償されないか」と考える方は多いはずです。この記事では、火災保険とシロアリ被害の関係を解説します。

結論:シロアリ被害は火災保険の対象外がほとんど

一般的な火災保険は、火災・落雷・風災・水災など「突発的かつ予測できない事故」を補償する保険です。シロアリ被害は、以下の理由から多くの保険会社で**対象外(免責事項)**とされています。

  • シロアリ被害は長期間かけて進行する経年劣化の一種とみなされる
  • 適切なメンテナンス(点検・予防)を行えば防げる被害と判断される
  • 「偶然の事故」ではなく「管理不足による損害」に近いと扱われる

火災保険の契約内容を確認する重要性

ただし、保険会社・プランによって細かい条件は異なります。まずは自分の火災保険の契約内容(特約含む)を確認しましょう。

  • 契約書の「補償の対象外となる事由」の項目を確認する
  • 保険会社に直接「シロアリ被害は補償対象か」を問い合わせる
  • 特殊な特約(住宅設備の保証など)が付帯していないか確認する

ごく稀に、シロアリが原因で発生した二次的な損害(例:シロアリ被害による柱の破損が原因で発生した別の事故)について、限定的に補償されるケースもゼロではありませんが、基本的には期待しない方が良いでしょう。

地震保険・住宅保証との違い

  • 地震保険:地震による被害を補償するもので、シロアリ被害とは無関係
  • 住宅設備保証・アフターサービス:新築時の保証期間内であれば、施工不良が原因のシロアリ被害について建築会社が対応するケースもある(保証内容の確認が必要)

保険が使えない場合の備え方

火災保険が使えない前提で、以下のような備え方を検討しましょう。

1. 定期的な点検・予防施工を行う

被害が発生する前に、5年に1回程度の防蟻施工を行うことで、大規模な修繕費用を未然に防げます。

2. シロアリ被害専用の保証制度を利用する

一部の駆除業者は、施工後5年保証などの制度を提供しており、保証期間内に再発生した場合は無料で再施工してもらえます。

3. リフォーム・購入時に保証付きの物件を選ぶ

中古住宅の購入時は、シロアリ被害の有無や保証の状況を事前に確認することも、将来の費用リスクを避けるポイントです。

まとめ

シロアリ被害は、一般的な火災保険では補償対象外となることがほとんどです。保険に頼るのではなく、定期的な点検・予防施工と、業者の保証制度を活用することが、被害と費用リスクへの実質的な備えになります。