害虫・害獣駆除

ネズミを自分で駆除する方法|侵入経路の塞ぎ方と効果的な対策グッズ

公開: 2026年7月13日 / 住まい119編集部

ネズミを自分で駆除する方法|侵入経路の塞ぎ方と効果的な対策グッズ
目次

天井裏から「カサカサ」「ドタドタ」という足音、キッチンに残る小さな糞——それはネズミが侵入しているサインです。ネズミは繁殖力が高く、放置すると被害が急速に拡大するため、早期の対処が重要です。

この記事では、自分でできるネズミの駆除方法と、再侵入を防ぐための対策を解説します。

まず確認:ネズミがいるサイン

  • 天井裏・壁の中からの物音(夜間に活発)
  • 米粒〜小豆大の黒い糞
  • 食品パッケージ・段ボールの噛み跡
  • 独特のアンモニア臭
  • 壁際に黒い擦れた跡(ラットサイン)

これらが複数当てはまれば、ネズミが侵入している可能性が高いです。

自分でできる駆除方法

1. 粘着シート(もっとも手軽で効果的)

ネズミの通り道(壁際・部屋の隅・天井裏の出入り口付近)に設置します。ネズミは壁に沿って移動する習性があるため、壁際に隙間なく並べるのがコツです。

2. 毒エサ(殺鼠剤)

巣に持ち帰って仲間にも効果が及ぶタイプもあります。ペットや小さな子どもが誤って触れない場所(天井裏・シンク下の奥など)に設置しましょう。

3. 忌避剤・超音波装置

ネズミが嫌う成分(ハッカ油、唐辛子成分等)や超音波でネズミを追い払うタイプ。駆除ではなく「侵入を避けさせる」効果が中心なので、既にいる個体には粘着シートや毒エサと併用するのが効果的です。

4. 捕獲器(トラップ)

昔ながらのバネ式や、箱型の捕獲器。捕獲後の処理が必要になる点は注意が必要です。

駆除と同じくらい重要:侵入経路を塞ぐ

駆除しても、侵入口が残っていれば再び入られてしまいます。ネズミは**1円玉程度の隙間(1.5cm程度)**でも侵入できるため、以下を徹底的に確認しましょう。

侵入経路対策
エアコンの配管穴・壁のすき間パテ・防鼠パンチングメタルで塞ぐ
換気口・通気口目の細かい金網を取り付ける
屋根・軒下のすき間金網・防鼠材で塞ぐ
排水管の隙間防鼠キャップを取り付ける
ドアの下のすき間ブラシ付きの隙間テープを貼る

ネズミは硬いものを固い歯で噛み破ることがあるため、ガムテープや発泡ウレタンだけでは不十分な場合があります。金属製の防鼠材が確実です。

餌・水場をなくす(予防の基本)

  • 食品は密閉容器で保管し、出しっぱなしにしない。
  • 生ゴミはフタ付きゴミ箱で管理する。
  • ペットフードの放置をやめる。
  • 段ボールを溜め込まない(巣の材料・隠れ場所になる)。

放置するとどうなる?ネズミがもたらすリスク

  • 配線を噛んで火災の原因になる(電気配線・ガス管の被害報告あり)
  • 食中毒・感染症のリスク(サルモネラ菌等を媒介)
  • 繁殖スピードが速い(1回で5〜10匹出産、年に数回繁殖)
  • 断熱材や家具の破損

早期対応が被害拡大を防ぐカギです。

自分で対処しきれない・業者に頼むべきケース

  • 天井裏など手が届かない場所に巣がある
  • 駆除しても数が減らない・繁殖が続いている
  • 侵入経路が特定できない(建物の構造上複雑な場合)
  • 店舗・複数階の建物で被害が広がっている

業者に依頼した場合の費用相場

住居タイプ費用相場
ワンルーム・1K15,000〜30,000円
2〜3LDK30,000〜60,000円
戸建て(複数階)50,000〜150,000円
侵入経路の封鎖工事込み+10,000〜30,000円

※被害の規模・侵入経路の数によって変動します。調査・見積もりは無料の業者も多いので、まず相談してみるのがおすすめです。

まとめ

ネズミ駆除は、粘着シートや毒エサでの駆除と、侵入経路を金属製の防鼠材で塞ぐことの両方が欠かせません。片方だけでは再発しやすいため、必ずセットで対策しましょう。

配線被害や感染症のリスクがあるため、症状に気づいたら早めの対処が肝心です。天井裏など自分で手が回らない場所は、無理せず専門業者に相談することをおすすめします。