ムカデに刺されたときの応急処置と病院に行くべき症状
ムカデに刺された(正確には「咬まれた」)場合、正しい応急処置を知っているかどうかで、その後の症状の重さが変わることがあります。この記事では、緊急時の対応方法を解説します。
ムカデに刺されたときの正しい応急処置
1. まず流水で洗う
刺された部分を、すぐに流水(できれば45〜50℃程度のお湯)で洗い流すことが推奨されています。ムカデの毒はタンパク質性で、熱によって毒性が弱まるとされているためです。
2. 患部を清潔にする
洗浄後、傷口を清潔なタオルやガーゼで拭き、消毒することで、二次感染を防ぎます。
3. 患部を冷やして腫れを抑える
洗浄後は、氷や冷たいタオルで患部を冷やすことで、腫れや痛みを軽減できます。
4. 安静にして様子を見る
刺された部位を高く保ち、安静にして症状の変化を観察することが基本です。
やってはいけないNG行動
- 患部をこすったり、強く搔いたりしない(症状悪化のリスク)
- 民間療法として毒を口で吸い出すことは、感染リスクがあるため推奨されません
- 自己判断で市販薬を過剰に使用しない
病院を受診すべき症状
以下のような症状がある場合は、自己判断せず、すぐに医療機関を受診しましょう。
- 強い腫れが広範囲に広がる
- 息苦しさ、めまい、吐き気などの全身症状(アナフィラキシーショックの可能性)
- 患部が化膿している、または症状が悪化していく
- 過去にムカデに刺されてアレルギー反応が出たことがある
特に、過去に刺されたことがある人は、2回目以降でアレルギー反応が強く出る可能性があるため注意が必要です。
受診時に伝えるべき情報
- いつ、どこで刺されたか
- 症状の経過(腫れの広がり方、痛みの変化)
- 過去に刺されたことがあるか
応急処置後の生活での注意点
処置後も、数日は患部の状態を観察し、悪化する様子がないか確認することが大切です。腫れが引かない、痛みが続く場合は、再度受診を検討しましょう。
まとめ
ムカデに刺されたら、お湯での洗浄→消毒→冷却→安静という手順を守り、強い腫れや全身症状が見られる場合はすぐに病院を受診しましょう。特にアレルギー反応が出やすい体質の方は、油断せず早めの対応を心がけることが重要です。