害虫・害獣駆除

コウモリの駆除は違法?鳥獣保護法との関係を解説

公開: 2026年7月14日 / 住まい119編集部

コウモリの駆除は違法?鳥獣保護法との関係を解説
目次

コウモリの被害に気づいたとき、「駆除したい」と考える方は多いですが、コウモリは法律上、特別な扱いを受ける動物です。この記事では、法律上の注意点と適切な対応方法を解説します。

コウモリは鳥獣保護管理法の対象

日本に生息する野生のコウモリ(家屋に住み着くアブラコウモリを含む)は、鳥獣保護管理法により捕獲・殺傷が原則禁止されています。これは、他の害獣(ハクビシン等)と同様に、無許可での対応が法律違反になる可能性があるということです。

「駆除」ではなく「追い出し」が基本

コウモリの場合、捕獲・殺傷ではなく、「家から出て行ってもらう(追い出し)」というアプローチが基本になります。

一般的な追い出し方法

  • 忌避剤(コウモリが嫌がるにおいの薬剤)を使用する
  • コウモリの活動時間(夕方)に、一時的に光や音で刺激し、自然に退去させる
  • 追い出した後、侵入経路を塞いで再侵入を防ぐ

追い出しのタイミングに注意

コウモリには、**繁殖期・子育て期(多くは初夏〜夏)**があり、この時期に無理な追い出しを行うと、赤ちゃんコウモリが取り残されてしまうリスクがあります。

  • 繁殖期を避けたタイミングで対応することが推奨されます
  • 具体的な時期は地域や種類によって異なるため、専門業者や自治体に確認しましょう

業者に依頼する場合の注意点

コウモリ対応の実績がある業者は、法律に則った適切な追い出し方法と、繁殖期を考慮したタイミングを理解しています。業者を選ぶ際は、以下を確認しましょう。

  • コウモリ対応の実績があるか
  • 追い出しのタイミング(繁殖期を避けているか)について説明があるか
  • 侵入経路を塞ぐ再侵入防止工事も含まれているか

自分でできる範囲

  • 侵入経路になっている隙間の記録・確認
  • 追い出し後の侵入防止対策(隙間を塞ぐ作業)

これらは、専門的な追い出し作業と組み合わせて、自分でも対応できる部分です。

自治体への相談

多くの自治体では、コウモリ被害に関する相談窓口を設けています。法律上の扱いや、地域の専門業者の紹介など、まず相談してみることをおすすめします。

まとめ

コウモリは、鳥獣保護管理法により捕獲・殺傷が禁止されているため、「駆除」ではなく「追い出し」というアプローチが基本です。繁殖期を避けたタイミングでの対応が重要なため、専門業者や自治体への相談を通じて、適切に対処しましょう。